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2012年・東方椰麟祭イベントレポート(後篇)

2012年・東方椰麟祭イベントレポート~初の地方遠征・平和を謳う街で見た、大きな絆と想い~

 後篇 椰麟祭と新たな出会いと電子の海が紡いだ絆が生んだモノ。

2月12日 7:00

 起床。相棒もついでに叩き起こしておく。外は見事な晴れ模様で、最高のイベント日和である。
 予定通り、ゴーカイジャー見て(最終回近くのいい所だからね)食事を取る。今回の宿舎は食事付きで5000円切っている。食事もバイキングだったためこの値段ではなかなか無い、いい宿であった。

 8:50

 広島インテリジェントホテル・アネックスをチェックアウト。そのまま路面電車で、本日の会場となる広島産業会館へと移動を開始。路面電車はさながら東京や大阪の通勤ラッシュ並みの混雑度。
 地方のイベントは初参加となるが、ここまで凄い物とは知らなかったタナバンは、軽く地方イベントの洗礼を受けてしまった。

 9:30

 広島産業会館の最寄り駅・南区役所前に到達。殆どの人が最寄り駅の南区役所前で降りた事を鑑みるに、やはりイベントは賑わうんだなぁと思う。
 神戸でもやればいいのになぁと思いつつ、そのまま会場内へ突入を敢行する。

 9:40

 会場内で設営を行う。売り物も増えて来たため、徐々に置くスペースが無くなりつつある。紅楼夢、コミトレ19と確実にアトリエ=ダルサラームが活動してきた証と言った所か。
 その最中、タナバンのスペースの後方・妖15「狐と踊れ。」の藤継氏に挨拶をする。藤継氏は美麗なマリアリを書かれる方で、氏の作品からインスパイアされた文章表現もある位である。新刊のマリアリ本を頂き、その色遣いにはたまらないなぁと思っていると、遠巻きにこちらを見ている一団が居た。
 一人は相互フォロワーのあぶそる氏である事は分かった。その後ろに居たのが・・・
後述するが、この日の事を語る上では外す事の出来ない相互フォロワーの星断黒くんと楓香さん。余談だが、ここにきて工場長さんとの昨日の会合で話していた事が、ようやく分かったのは内緒(ぇ。挨拶を済ませて、新刊や名刺、お菓子も受け取った。(これが非常に美味しかった。)
 他にも、コミトレの時にもお会いした冬草氏が遊びに来たり、一緒に行動していただーちゃん氏からの差し入れを頂く。今回初めてお会いする相互フォロワーの恵那氏からの差し入れも頂いた。ちなみに差し入れは全て相棒と頂きました、ホント、ありがたい限りである。
 いつもお世話になっている「ねこ屋敷」のさくら氏と翠氏に挨拶をする事も忘れない。そこで台湾に赴いていた時の話を聞いた、何時かはタナバンも海外進出したいが、ここで大きな問題が。

さくら「小説だと言葉の問題がありますよぉー」

 まぁ、そりゃそうだ。絵とか、音楽は言葉が分からなくても雰囲気で分かるが小説はそうはいかない。頑張って翻訳してみたい所だが、翻訳するとタナバンが意図した表現がブレてくる心配がある。だが、何時かは挑戦しよう。
 ・・・甘い文で、世界中のオタクを虜にするという壮大な野望を秘めつつ、頑張りましょうと言い合って、再びサークルスペースに戻る。
 その後、「椛」饅頭の先行販売を待って買いに走る。前々から情報を入手していたが、実際に見てみるとこれまた可愛い。
 買って来てくれ!!と散々タナバンに頼んでいた人の喜ぶ顔を想像しつつ、清算を済ませた。

 10:30 椰麟祭開幕

 拍手と共に椰麟祭開幕、やっぱり凄い人である。日本各地、イベントやったらこんな感じになるのかなぁとその様子を眺める。
 開幕してから暫くして、相互フォロワーの霧絵氏が遊びにやってきた。霧絵氏と少しの間ではあるがお話をし、チョコレートも頂いてしまった!(ちなみに、オフレポ執筆中に頂いたがこれまたコーヒーとの相性が良く、美味かった。)
 あぶそる氏が再度やってきたり、工場長さんが新刊を買いに来てくれたり、紅楼夢の時にゲスト参加してくれたサキツバキ氏もやってきた。サキツバキ氏はお菓子作りにハマっているようで、写真を見て思わず唸ってしまった。
 ある程度来客への対応が完了し、相棒が一通りサークルを回って来た所でタナバンも行動開始。会場が紅楼夢やコミトレに比べて小さいので、一つ一つのサークルを丁寧に回る事が出来た。ねこ屋敷さんの買えて無かった本を買った後、楓の木。さんに再びお邪魔。見事なコスプレに唸ったり、相互フォロワーの人のサークルスペース等を練り歩く。
 その過程で、遠名なっつ氏のスペースやyuimariさんのスペース等に挨拶に赴く。ここで購入した神霊廟合同本が、実はタナバンが初めて手にする神霊廟関係の合同本だったりする。
 マリアリが好きな事を公言しているが、東方のキャラクターの魅力を掘り下げる事はそれだけでも楽しい事。現実における社会にも様々な人が居て、色んな形でこの世界というドラマを作り出している。東方においてもそれは例外では無く、全てのキャラが相互に関わり合って生みだす世界が幻想郷なのだと思っている。

 戦利品の感想は此処では割愛する。購入した本全てに、沢山のドラマがあって、それを語るのはここでは難しい。

 また、ちまちまレビューを書いていく事にする。

 回ったり、店番したりしているうちに椛饅頭が完売したり、椛が描かれたしゃもじが完売する等イベント参加者の熱意を垣間見たりしていると、時間が立つのも早いもんで、あっと言う間に椰麟祭も終了目前、アフターイベント用の景品を納品し、ぐるぐると回っていたタナバンであったがふと立ち寄った楓の木さんの所で、ある異変が起きた。
 
楓香さんがが巨大な色紙を取り出したのだ。タナバンはまず、その大きさに驚いた。前日の広島焼きも大概大きかったが、あの色紙を初めて見た時の衝撃の方が凄い。
思わず近くに寄ってみると、このような会話が成されていた。

楓「これ、時間までに間に合うかなぁ。」
星「じゃあさ、皆で書けば良いじゃん。」

 迫る終了時刻。だが、ひたむきにイベントを楽しもうと、せっせと書く姿を見たタナバンに何か出来る事は無いか。本格的に書き始め、星断黒くんから事情を聞いたタナバンは暫く悩んだ。
 
 ・・・俺には絵心が無い。

 そんな自分に出来る事は・・・持ち前の度胸で人を誘ったり、運営等への交渉と言った渉外活動である。

 ―やってやろう、怒られたら謝ればいい。

 聞けば様々な問題をクリアし、念願かなって、イベント初参加が叶った彼らの頑張りに人生の先輩としてやってあげられる事があるなら・・・と決意。久々に仕事以外で勇気を奮い立たせて、なるだけ声をかけてくる!と宣言し、行動開始。
 
 まず、相棒のゼンマイじかけ君を連れて来た。彼は、一発描きならと言って、パチュリーを描いてくれた。
 
 次に後ろに居た藤継さんにも声をかけてみた、体調がすぐれないのに赴いて素敵な魔理沙を描いてくれた。
 
 他にも色んな人に声をかけた。タナバンがリアルでやっている営業の仕事を彷彿とさせるそれは、中々上手くいかない事は知ってはいたし、面識がある程度で、馴染みの無い人に頼む勇気を奮い立たせるのは難しい。
 
 それでも、行動を起こした星断黒くんや楓香さんの為に出来る事をやろうと、声を掛けまくった。
 
 笛吹うすい氏が賛同してくれた、彼が駆け付けると、冬草氏もそこにいた。20秒だけ貰って(ぇ、しっかり一発書きをしてくれた。
 そうしている内に工場長さんがやってきた、あぶそる氏やサキツバキ氏の姿も見える。彼らもツイッターを通じ色々と声をかけてくれて、ファーさん等がそこに馳せ参じ、見れば色紙もかなり合成に。

 あぶそる君が、こうやって輪が広がっていくと言ったのが印象深かった。
 
 今日お会いし、話したばかりの遠名なっつ氏もお願いしたら来てくれた。どんどんサークルスペースの周りに人だかりが出来て行く。
 そんな中、勇気を振り絞ってさくら氏にも声をかけたら、承諾を頂けた。色紙を皆から預かり氏に渡して、暫くすると可愛いチルノが描かれていた。
 イベント運営のしぇるしぇる氏にも交渉し、提出を待って貰えるようにも交渉した。イベントはこう言う事があるから、いいんですよねぇーと承諾を頂いた。
 
 ここに記した以外にも、沢山の人の協力があった。絵を描く人、人を集めた人、交渉をした人・・・東方という皆に愛される物の元、出身地や立場、分野の垣根を越えて集ったのだ。
 紅楼夢に引き続いて、ツイッターというツールの凄さを思い知った一瞬であった。

 アフターイベントのオークションが進んでいく最中も絵師さんがどんどん想い想いに描いていって・・・そして、それは完成した。
 
 一枚の真っ白だった色紙は・・・東方が大好きで仕方ない様々な人の力で賑やかに彩られ豪勢な色紙になった。
 
 その色紙と、集まった参加者を見てタナバンは思った。

 ・・・電子の海で紡がれた絆も、それはまた素敵な絆だなぁ、と。

 かつて、人々は、昨日目の当たりにした原爆のよう数多の命を奪うおぞましい物を作り上げ、この街を地獄絵図に変えてしまった。

 だが、ここに集った人々は・・・一枚の色紙に想いを託して、電子の海で紡がれた絆を形にした。顔が見えなくても、言葉を交わさなくても、一つの好きな物でこうやって輪が広がっていって、一つの奇跡が形となって生まれた。

 タナバンはこの事を後世に語り継ぎたい。

 ・・・同人誌の即売会で起こった内輪での出来事かもしれない。

 けれども、こうやって沢山の人が集まって、一つの絆がカタチになった事を。
 
 ・・・地球の歩みの中でたった一度しかない、今日、この椰麟祭と言う日に生まれた奇跡の事を。

 みんなで記念撮影した後、しばらく工場長さんとMS談義をしたりする。ヅダがお好きだと言っていたので、もっと気合い入れて作ろうと思った。
 そんな後ろで進むオークションの金額設定がおかしいなぁ等と突っ込みを二人で入れつつ見ていたりするのは内緒。
 じゃんけん大会が始まると、今度は星断黒くんと合流し、色紙の行方を見守る事にした。
なんとこの色紙、アフターイベントの大トリを飾る景品となった。会場は騒然とし、どよめきが起こった。
 どれ位の価値があるか、とか、欲しいなぁ~と言いながら、横で星断黒くんや楓香さんと色々と話をしながら、一人の観客にその色紙が渡るのを見届ける。
 驚きと嬉しさを隠せない受け取った人の様子を見て、この人ならきっとこの色紙を大切にしてくれるだろうと思った。
 
 星断黒くんと楓香さんを見ると、本当に嬉しそうな・・・良い顔をしていた。

 
 一人の大人として、彼らと一緒に素晴らしい色紙を作れた事を、本当に誇りに思う。


17:30

 大盛況のうちにイベント終了。色々と打ち上げの話が出る中、タナバンは広島バスセンターへと向かう。バスが18:20に出てしまうので、ゆっくりできないのである。
 この点はやっぱり新幹線の方がよかったかなーと相棒と話しつつ、路面電車に乗って紙屋町へと向かう。

18:00

 無事に広島バスセンターに到達、この度の遠征も終わりが見えてくる。まだまだ夢見心地であったが、此処で気を緩ませる訳にはいかない。

 家に帰るまでがイベントなのである。
 
 15分ごろに到着したバスに乗り込み、広島を後にするタナバン。人生初の広島訪問は慌ただしく終わってしまったが、その分実に濃くて・・・本当に良い思い出が出来た。
 相棒と貰ったお菓子を食べながら、反省点などを協議する。コミトレと椰麟祭では感覚が狭すぎたので、次回はコミトレへの参加を見送るかという話も出た。
 
 ・・・今回はタナバンのカナダ旅行も被っていたので慌ただしかったという点が負い目としてある。
 
それなのに、何も言わずに我儘に付き合ってくれて、黙々と影で運営等を支えてくれた最高の相棒・ゼンマイじかけ君には、どうお礼を言っても足りない。
 最高の相棒が居る事に感謝しつつ、モンハンをしたりしつつ神戸へと戻る。

22:30

 無事に三ノ宮に到着、長旅の疲れはあったが、何も食べて無かったのですき屋に入ってネギキムチ牛丼を食べる。
 見慣れた三ノ宮の光景を見て、帰って来たんだなぁとしみじみ思う。
 あんまり長引くと、相棒の乗る地下鉄が無くなってしまうので、素早く済ませて相棒と別れた。

23:20

 無事に我が家へ帰宅。両親に帰宅の報告を済ませ「椛」饅頭を渡すと大爆笑。可愛くていいなぁと言う両親を見ると、こうやって好きにイベントに行かせてくれた事にただただ感謝するばかりである。
 溜まっていたツイートの返信をして、お風呂に浸かり、寝床に潜る。バスで寝れなかったのもあってか、心地良い眠気に負けてすぐに意識が落ちて行く。

 この旅で得た物は実に多かった。
 今日、この善き日にアトリエ・ダルサラームが確かに東方椰麟祭に参加し、盛り上げる事が出来た事。
 そして、沢山の出会いと、人々の絆や優しさに感謝しながらタナバンは一つの決意を固める。

 俺も少し、絵の練習をしよう、と。

 いつも相棒や周囲には、やればどうとでもなると公言しているのに、絵だけを別物扱い出来る物か。
 時間がかかってもいい。失敗しても、色紙の制作に携わった時のようにやってやるんだって。

 そう誓い、タナバンはまた次のイベントへと想いを馳せる。


アトリエ・ダルサラーム最大の戦場となるであろう・・・博麗神社例大祭へ、と。

2012年・東方椰麟祭イベントレポート~初の地方遠征・平和を謳う街で見た、大きな絆と想い~

文責:タナバン・ダルサラーム

スペシャルサンクス(順不同、敬称略)

ゼンマイじかけ
ソラリス
双角中尉

星断黒
楓香

藤継臣
青桐

さくら
冬草
だーちゃん
霧絵
あぶそる
恵那
サキツバキ
ファー
yuimari
oli…
笛吹うすい
遠名なっつ
割り箸P

でゅえ
アカ
砥石
天空時流
コル・レオニス
ZillonMoroha
???
まりいち
Hina
たてしま

オガちゃん中尉
十六夜残月先任少尉
るみゃ少尉

原稿作業中に領地をかけて争ったAC乗りの皆様
トリントンで遭遇した連邦軍並びにジオン軍将兵の皆様
神姫バス、並びに運転手の皆様
お好み焼きみっちゃん総本店の皆様
広島インテリジェントホテル・アネックスの皆様
東方椰麟祭イベントスタッフの皆様
しぇるしぇる

 工場長

 ―そして、偉大なる創造主・ZUN氏に最大の敬意を。

 2012年 2月16日 タナバン=ダルサラーム
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2012年・東方椰麟祭イベントレポート(前篇)

 「縁」が色んな行動の原動力となり「縁」がまた新たな世界を開く・・・これは、タナバンがイベントに参加する度に思う事である・・・


 今回もまた、一つの数奇な縁に導かれてイベントへと赴くタナバン


 ―そこでタナバンを待っていた物とは?


 …このレポートは、マリアリとガンダムとガンランスをこよなく愛する一人の青年の愛と絆のレポートである。


 2012年・東方椰麟祭イベントレポート~初の地方遠征・平和を謳う街で見た、大きな絆と想い~ 

 前篇 広島入りと平和な世界と広島焼きと。
 
 2012年 2月11日 8:20分

 一泊分の装備を持って、元気よく我が家を出撃。既に両親もこの活動の事を理解しており、しっかり楽しんでくるようにと見送られる。今回はカメラやタブレットを親父から借り、万全の旅行スタイル。寒い中、朝食を地元のパン屋で購入し、一路三ノ宮へ。

 9:00 

 三ノ宮駅到着、程なくして相棒・ゼンマイじかけ君と合流。どんどん活動範囲を広げて行くアトリエ=ダルサラームには欠かせない頼りになる相棒である。夜行バスか何かにのった経験があるのか、バスターミナルの場所を知っており、スムーズな移動が出来た。

 9:20

 三ノ宮バスターミナルを出発。阪神高速、第二神明、中国自動車道と特に大きな渋滞も無く順調に移動する。途中、岡山の吉備SAでの休憩を挟んだが、そこにある桃太郎の像を見て、確か岡山でもイベントがあったか・・・等とも考えていた。
 イベントの傍ら日本各地を旅してみたいなぁというささやかな願いを秘めつつ、一路広島へ。

13:20

 広島バスセンターに到着、そして、タナバン・広島に立つ! 流石にザクが二機登場して・・・という事態にはならなかったが、後がつかえてはいけないのですぐに離脱。バスセンターを出ると、そこに広がるのは、見慣れた三ノ宮の街とは大きく異なる、街中に路面電車がある光景。相棒としばしその様子を眺めつつ、タブレットを起動する。
 カナダでも使用したこのタブレットでGPSを拾えば、非常に優秀な地図となる。事前に登録していた宿舎へと、歩いて向かう事にした。

13:40

 今回の遠征の宿泊先となる広島インテリジェントホテル・アネックスへ到着。ちょっと早いが部屋の準備が出来たので、そのままチェックイン。綺麗な部屋で、居心地も良い。  
そこでバスに揺られた疲れを癒す事にしたが、相棒の寝付きの良さに驚いてしまった。
自分も少しだけ眠っていたのか、気が付くと三時過ぎ。慌てて起きて、出る支度を整えてから、かねてからの予定だった、原爆ドームへと向かう。

15:30

 路面電車に揺られて、原爆ドームの前へ。
 歴史・・・社会科の授業、資料集では何度も見たこの原爆ドームであったが・・・生で見ると、こう、言いようの無い気持ちに満たされた。
 さかのぼる事67年前・・・人類が初めて原子力を武器として使い、多くの罪の無い命を奪った現場の生き証人がただ静かにそこに佇む光景を見たタナバンであったが・・・

 抱いた感情を・・・言葉で説明する事はとても出来そうにない自分が居た。

 そんな過去の過ちの証明である原爆ドームは、補修工事が進められている。建てられた当時よりも高い建物が群立し、当り前のように自動車が往来し、平和を謳歌している光景の中に佇む、物言わぬ惨劇の生き証人から「こんな事を二度と繰り返すな」と言う強いメッセージをタナバンは感じた。
多くの命が失われた事が嘘だと思われる位、平和な町並みを歩きながら、相棒と共に折り鶴の塔や慰霊碑を見て回る。
 途中、海外のメディアが取材している様子を横眼で見た。ここで起きた真実を、ちゃんと伝えて欲しいなぁと願いつつ相棒と共に色々見て回った。
 やがて、広島平和記念資料館が見えたので入館する事にしたが・・・左が入口なのに右の会議場に間違って入ったりしたりなど、ちょっとしたお散歩をしてから、資料館のドアを潜った。
 
16:00

 資料館を練り歩きながら、さらに原爆とは何か、そして、あの日・・・どのような惨劇が起こっていたかを目の当たりにした。
 それは、数多の科学者や政治家、軍人・・・その時に生きた人が作りだした、作りだした側としては、自分達の科学力を示すための物であったもかもしれない。だが、被害者側としては狂気に満ちた悪夢の兵器である。
記録からでも伝わる、その凄惨さと酷さを目の当たりにして、かつて、学校で聞いたノーモア・ヒロシマという言葉が再生された。
 思考が単純極まりないため、非道な行為に怒りを燃やしてしまいやすいタナバンは・・・こんな想いをする人を二度と出してなるものか、と強く思った。
 今なお原爆被害は残っており、後遺症で苦しむ人が居る。また、国を見れば原発事故で多くの人が苦しんでいるし、国外に目を向ければ、かような大惨事をもたらす兵器を国の威信の為とか言って握ってる連中も居る現実がそこにある。
 平和を脅かすのは原子力に限らない、自然災害、紛争戦争、挙げれば暇が無いこの無慈悲な現実を見ると、悲しくなってきた。

確かに、理想論を掲げるのは楽かもしれない。
しかし、現実はそれを無残に打ち砕く。
それでも、我々はこの世界で生きて行くしかないのだ。
この事実を噛みしめて、二度と繰り返さぬようにしなければならない。

 ・・・と、言っても、タナバンに出来る事はこうして見て感じた事を文にしたためるのみ。歴史を学ぶ事は、何も受験のためとかだけじゃなくて、過去の過ちを絶対に繰り返さぬように先人の失敗や成功により築き上げられてきた事を知る事だとタナバンは考えている。もし、ここを見て、まだ原爆ドームや広島平和記念資料館を見た事が無いのであれば、是非そこに赴いてあの日の真実を知って欲しい。

 そして、魂で感じるままに、その時の事を覚えていて欲しい。

 そう願いながら、閉館準備慌ただしい資料館を後にした。

17:30

 夕闇迫る中原爆ドームを後にして本通りを歩く。様々な店に交じってとらのあな等もあったりして、やっぱりここが広島の中心部なんかなと勝手な想像を巡らせた。
途中、たまたま見つけたゲーセンに入って、さっきは反戦を掲げていた漢がMSに乗って大暴れするという謎の矛盾を引き起こしちゃったのは御愛嬌。ちなみに、タナバンは戦争なんざゲームで十分であるという持論を持っている。
 戦績に一喜一憂しながら、ゲーセンを後にし街の賑わいを味わいつつ、今日の夜のオフ会会場である店がある八丁堀方面へと徒歩で進んでいった。

19:00

 八丁堀から北に進む事5分の所にある、広島焼きの店・みっちゃん総本店。既に相当な行列が出来ている当たり、やはり目利きは間違っていなかったようだ。相棒と行列に並びながら、今日のオフ会の主賓を待っていた。相棒がやたら緊張していたようにも見えたが、 
 実はそれ以上に緊張していたのは実はタナバンだったりするのだが、それは内緒。
 理由は敢えて語らないが様々な緊張を胸に、19:40分頃に入店を終えたタナバンと相棒は主賓の到着を待った。

20:40

 お酒を我慢し少しだけつまみを食べながら待っていた所に連絡を受けて行動開始。ツイッターの回線トラブルがあったが、そこはニュータイプの勘を信じて(ぇ 指定した場所へと向かう。
 そこで待っていたのは、相互フォローをしている今回の椰麟祭の事を教えてくれた工場長さん。最初にコミトレでお会いして以来、紅楼夢等で色々お話をする機会があってツイッターでもしばしばリプを飛ばし合ったりしている。マリアリは勿論、紅魔館勢が大好きな眠らない御方である。
 挨拶を済ませ相棒の待つ店に戻り、色々と注文をする。

さて、何といっても目玉は牡蠣!!広島名物の牡蠣を食べるのも、この旅行の目的である。
コチュジャン炒め等、色々とバリエーションもあったが、シンプルに牡蠣焼を満場一致で決定した。他にもじゃがバター等をオーダーし、酒が来た所で乾杯をする。ちなみに、タナバンはビール、工場長さんは賀茂鶴、ゼンマイじかけ君はウーロン茶である。

 そんな中絵の事とか、仕事の事とか本当に多岐にわたる話をした。メカ絵が大好きでもあり、武器安価放送と言うのを主催しているのもあって、見せて貰った絵には武器を持った絵が多い。その中には、初めて武器安価放送を覗いた時に書いていた杭を持ったおぜう様の凛々しい絵があった。いずれも大変美麗かつカッコいい絵で、どうやったら、これだけシャープなおぜう様が書けるんだろうと色々と尋ねてみたりした。
 
 すると、模写等から訓練していくのが良いと言う事を相棒と口をそろえて教えてくれた。
 
 成程、自分で書くんじゃなくて、模写からやるのは映すからデッサン等が完成した絵を複製すれば、線の意味やパース等の事も徐々に理解できるかもしれない。
 
 タナバンは絵がからっきしであるので、これは大いに参考にしたい。

 また、TLからでも分かるとおりお酒が大好きで、その知識の深さは大変勉強になった。

工「日本酒はぐっと、いっちゃダメですよ?」
タ「それはどうしてなんすか?」
工「呑み口が良い分、すぐに回っちゃいますから。」

 学生の時に日本酒で気分を悪くした理由が解明した瞬間である。そのアドバイスを聞きながら呑んだ賀茂鶴をちびちび呑んだ所、日本酒の口当たりの良さと味が少し分かってきた。牡蠣との相性も抜群で、日本酒ってこんなに美味しい物だったんだなぁと言う事を理解した。
 他にも色々と日本酒のおすすめを教えて貰った。今度の飲み会の時に、仲間に勧めてみようと思う次第である。

 創作活動歴が自分よりも長く、様々な作品を見たり読んだりしている事にも驚いた。東方は言わずもがな、ガンダムは無論の事、ダンバインやブレンパワード等も見ている事を知る。自分も相棒もその手の話が好きで、話は自然と盛り上がっていった。

 ・・・だが、本当にタナバンが驚いたのはその飲みっぷり(何

 まぁ、こちらもメガジョッキ(800ミリリットル)一本開けてるので、決してシラフと言う訳ではない。だが、タナバンが一口で酔えそうな賀茂鶴を美味しそうに呑んでいる姿は見ていて実に清々しい。
工場長さんの気風の良さもあって、酒を飲みながら思った事は・・・あぁ、工場長さんこそ、リアル勇儀姐さんに相応しいなぁと(ぇ
 色々と話していて、様々な共通項があり話していてシンパシーを感じた。明朗快活、元気一杯、そし創作活動へのたゆまぬ意欲。
 そういう様々な考え方に振れながら、一緒に楽しくお酒が飲めるって、ホント良い事である。東方も、異変解決後は大抵宴会をして酒盛りをするが、やはり酒盛りは人の距離を近付ける大切な事なんだなぁとも改めて思った。

 〆は勿論広島焼。そこでも、ついつい大飯喰らいのタナバンはそばをダブルにしてしまうという暴挙を敢行。
焼き上がった広島焼きを見て思った事は、只一つ。

 ・・・凄く、大きいです。

 肉とチーズを入れたその広島焼は、非常に美味かった。

 閉店時間ギリギリまで、広島焼きを食べた一行は路面電車の的場町駅で別れる。寒さで酒が抜けてはいたが、大事を取ってこれ以上飲まない事にしてホテルに戻った。

 酔いが抜けて思った事は・・・タナバンはやっぱり初心だった事である(何
 
 普段TLでは、どんな人にでも気さくに堂々と立ち振る舞う兄貴キャラであるのだが・・・

 ・・・いや、もう何も言うまい(ぇ

11:45

 ホテルに到着、心地良い疲れにしばしの眠りに落ちてしまった。そして、その中で感じた事は、原爆ドームで見たような惨劇に脅える事無く、明日と言う日を迎えられるというごくごく、当り前の事が尊いと言う事。
一喜一憂する日も少なくは無い、だが、生きて憂いた分まで取り返せるかもしれない明日がまたやって来るという事。

 ・・・でも現実には、明日も分からぬ人が居る。自分に出来る事は何だろうかと考えると、自分と言う存在が小さくて無力である事をすぐに思い知らされる。

 だから手をこまねくのか?

 そんな事は無い、この世界に生きているからこそ、出来る事はある。

 だから、出来る事を精一杯やろう。
 客観的に見れば、余りにも小さく時には滑稽な事のようにも思えるかもしれないけれども。

 そんなまどろみから覚めて、時計を見れば既に一時が迫っていた。相棒も既に寝入っているようだ。既に風呂を沸かしてくれていた相棒の優しさに感謝しながら、身を起こして、風呂に入る事にする。


 2月12日 1:20

 就寝。目を閉じると、あっという間に意識が落ちて行く。その中で、今日見たり感じた事を深く心の中に刻み込みながら、深い眠りに落ちて行く。
旅行特有の高揚感はあったが、寝床の心地が良いのもあってぐっすり眠れそうだ。

 …明日はどんな素敵な一日が待っているのだろう?

 そんな期待を胸に、広島の一夜は更けていった。

 (後篇へ続く)

椰麟祭お疲れ様でした+リンク追加のお知らせ。

 注:お詫びについては、暫くの間全てに優先して上に来るようにしておきます。

 さて、皆様、椰麟祭お疲れ様でしたー!!

 アトリエ=ダルサラーム初の地方巡業は無事に終了致しました。広島はとっても素敵な所で、一生の思い出が本当に沢山出来ました。

 この事は、後ほどゆっくりとオフレポでお話しますよー。

 さて、こちらはリンク追加のお知らせ。

 「残月FACTORY」(管理者:十六夜残月)を相互リンクに追加させて頂きました。

 ツイッターではへん・・・いや、先任少尉として大いに交流のある方で、凄いハイレベルな切り絵を作成しています。また、SS書きとしても活動されており、実に多彩な事が出来る頼れる部下でございます。

 では、オフレポを楽しみにしておいて下さいなー

椰麟祭新刊に関するお詫び。

 椰麟祭頒布の新刊、月のお姫様に寄せて頂いた双角氏のゲスト原稿「お酒はほどほど、愛情はたっぷりと」の最後の部分が抜けている事が判明しました。以下が抜けた部分です。

「ありがとうございます! あの、これからもずっと近くで私の笑顔を見ていてくれますか?」
「ええ、もちろんよ。私もこあにいろんな顔を見ていてもらいたいわ。だから、ずっとそばにいてね」
「はい! もちろんですっ!」

うんうん、この笑顔こそ、こあらしい顔よね。

「さ、そろそろ咲夜とメイドたちが朝食を準備しだす時間よ。食堂に行きましょうか」
「あ、はい! それではご一緒に!」
「ええ、一緒にね」
「はい、ご一緒に……」

こあに向けて微笑み、ベッドから降りて彼女の手を取って歩き出す。
今日も仕事が終わったら、二人でお酒でも飲もうかな。
もちろん飲み過ぎない程度に、ね?

 
 在庫の分は、全て修正を加えますが、昨日ご購入頂いた方に関しましては次回イベント参加時にその旨を伝えて下さい。修正した物と無償でお取り換え致します。

 
 確認を怠ったタナバンのミスです。ゲストの双角氏ならびに、購入者全員にこの場を借りて深くお詫びを申し上げます・・・

  

カナダ行って、椰麟祭へと・・・!

 コミトレ終わってから、怒涛のようにカナダへと立つ準備をして、一週間ほど旅行して、新刊の作業とかもしてたらすっかり更新がおろそかになっていたでござるの巻。

 ツイッターなんかでは、ちまちまと呟いてたんですが・・・

 まぁ、それはさておいて、タナバンが次に参加するイベント「東方椰麟祭第三幕」のご案内です。

 サークルスペースは、妖・18です。

 新刊が出ます。相棒のゼンマイじかけ君が漫画に初挑戦した・・・

「月のお姫さま」(本文26p)500円 です。

 タナバンはマリアリSS8pをここに提供しています。また、ゲストとして、そそわで活躍されているツイッター上では頼れる中尉でもある双角氏をお招きしております。リンクにもありますねー

 また、既刊も持てるだけ持っていきます。

「マリアリ鍋~恋色の甘口~」500円
「恋色MagicalLife~Vol.1 恋色Lovers~」800円

 となっていますが・・・

 初の地方巡業を記念して、二冊以上お買い上げの方、もしくはそそわ(甘リアリ)を見ていると言って下さった方には、スペシャル特典として・・・

「マリアリinウィスラー」という椰麟祭限定の写真付きマリアリSS本をプレゼントいたします。(数量限定)

また、ゼンマイじかけ君は、アフター用の色紙も用意しているようなので、色々とお楽しみがあるかと思います。

追加情報があれば、ブログかツイッターで報告いたします。
プロフィール

タナバン=ダルサラーム

Author:タナバン=ダルサラーム
ジム系量産機マニアのガンプラビルダーのSS書きで、東方(マリアリ)艦これ(高雄さん)と百合とカレーを愛する、生粋のガンランサーで戦闘機乗り。

プロフ画像は、自作のマイジム、ツイッターのアイコンにもなっているRMS179C+FXA-05DC ハイパージム

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